アグリシステムの取り組み
品質への挑戦 品質への挑戦麦の風工房 主要取り扱い品目
小豆 大豆 金時豆 米 小麦 じゃがいも
主要取り扱い品目 農業資材 栽培履歴 ナチュラル・ココ トカプチ農場
トレーサビリティ

播種期と播種量
植付時期 条件
4.20〜5.15 地温6℃以上が目安
  (cm)   (g) (kg/10a)
播種量の目安 畝幅 株間 株/10a 種芋1個重 播種量
切種芋 72 30 4,630 50 232
小全粒種芋 72 30 4,630 30 139


施肥体系
土壌区分 窒 素 加 里
低地土 6 14 11
泥炭土 4 15 13
火山性土 6 20 12
台地土 6 18 11
土壌診断に基づき、ミネラルバランス・地力向上に努める。 (kg/10a)
疫病初発の予測
ラブス(疫病発生予察システム)の利用。疫病の初発日を植付日と気温・降水量などアメダスデータに基いて予測し、防除を実施することで必要最小限の農薬使用と効率的な疫病防除の実施を行う。


防除体系
時 期 防除薬剤 使用倍率 防除対象
植付前 モンカットフロアプル40
アグレプト水和剤
100~200倍
60~100倍
黒あざ病
そうか病
植付直後~萌芽前 ロロックス 100〜150g/10a 広葉雑草
6月下旬〜7月上旬
ルビトックス乳剤 1000~1500倍 ナストビハムシ
6月下旬〜7月中旬
(疫病防除初期)
銅水和剤
グリーンダイセン水和剤
農薬で異なる
400~600倍
疫病
7月中旬〜8月中旬
(疫病要注意時期)
フロンサイド水和剤
ランマンフロアブル
ホライズンドライフロアブル
1000~2000倍
1000~1500倍1000~1500倍
疫病
時 期 使用上の注意点 その他
植付前 ・処理後、すみやかに風乾すること。
・春処理は未萌芽の種芋に処理すること。
 
植付直後~萌芽前 砂土系で透水性のよい圃場や多量の降雨 が続く時期の散布は、薬害の恐れがある ので使用を避ける。 散布後の長引く降雨により除草剤が効 きすぎた場合には、「チャージリン・ コラーゲン液」で薬害の軽減、生育の促 進を図る。
6月下旬〜7月上旬
フロンサイド水和剤とルビトックス乳剤 の混用散布や隣接散布は避けること。  
6月下旬〜7月中旬
(疫病防除初期)
疫病は低温湿潤の日が続くと急激に蔓延 するので注意すること。疫病の初発生予 測システム(FLABS)を活用し、農薬の 低減を図る。 木酢液との混用により生育活性を図るとともに、農薬量の低減が可能(銅剤との混用は不可)。ただし、疫病要注意時期には農薬量を減量せずに木酢液の混用が望ましい。
7月中旬〜8月中旬
(疫病要注意時期)
一般的に、「ホライズンやランマン」 では1000倍で、約10日間は薬効が持続 する。ただし天候状況によっては、薬剤 効果期間は前後する。


その他資材
使用時期 商品名 使用量・倍率 使用上の注意点
植付時 ミネマジック 作条45 - 60kg 土壌診断によりミネラルバランス・土壌pHを見ながら、施用量を調整する。そうか病抑制対策として効果が期待できる。
エバーアミノ 作条80 - 100kg そうか病対策資材として、塊茎の付く位置に、活性の高い微生物+有機物を施用する事によりそうか病菌との拮抗作用を期待できる。
6月上旬 作条80 - 100kg そうか病対策資材として、塊茎の付く位置に、活性の高い微生物+有機物を施用する事によりそうか病菌との拮抗作用を期待できる。
生育期間全般 コラーゲン液 1000倍
300 - 800倍
除草剤の薬害が見られる場合や初期成育を促進させたい場合は出芽後直ちに散布。開花前後の養分吸収がもっとも盛んな早朝に3回程度散布。
純正木酢液 1000倍 葉面クチクラ層の保護・害虫忌避・根酸溶出による苦溶性リン酸の効率的な吸収など様々な生育活性効果が期待できます。銅剤・アルカリ性剤との混用はできない。週2回以上の散布は避ける。
ウェル液体
キルド
500倍 ニンニク、ナンバン、ドクダミを木酢液に漬け込みエキスを抽出。その後、黄伯、大黄、多種漢方系植物を粉砕後、さらに浸し濃縮した液体。黄伯の主成分のベルベリンは、殺菌・抗菌作用が強く、疫病防除の代替資材として効果が期待できる。


収穫時の注意点
収穫作業は、生育が枯凋期に達し、土壌水分が飽和の30〜50%の比較的乾燥した条件で直ちに行う。機械(ハーベスター)はあらかじめ十分調整しておき、掘り取り刃は切り傷の起こらない深さに調整し、できるだけ大量の土を芋と一緒に持ち上げるようにする。アジテータ(土をふるう振動装置)とロッド幅(土をふるう棒の幅)の調節は、最後に芋がタンクに入る直前まで土がある状態になるように行い、土がクッションとなって芋に傷がつかないようにする。また、ハーベスター上で芋が大きな音をたててぶつかる部分には、ゴムその他のあてものをする。荷あげ、荷おろしの時を含め、芋が落下する距離はどこも30cm以下にする。大コンに入れた後は、一般的には 1.受傷がある 2.腐敗に導く病害を持つ 3.芋が湿っている 4.泥付きが多い 5.機械作業によって果肉の液が浸出しているなどの理由からか風乾を行う。普通は大型コンテナに入れた芋を風通しの良い冷暗所に10日ほど置く。その間に皮が乾き、カンプ病やエキ病などの菌が死滅することが期待される。


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