「とかち小麦ヌーヴォー2014」のお知らせ(2)
小麦でつながる、美味しい"輪"
パンになる小麦の一粒一粒は、農家が育てる農産物だから季節や年によって小麦の風味に違いがあるのです。獲れたてだから感じられるその美味しさの違いを「新麦パン」で楽しんでください。
北海道では美味しいパン用小麦がたくさん獲れます。その獲れたて新鮮な小麦粉でパンを作り、たくさんの人に食べてほしいという想いから、北海道十勝の農家さんと全国のパン屋が立ち上がり、消費者を巻き込んで小麦ヌーヴォーを開催します。
「小麦ヌーヴォー開催にあたって」
昔おばあちゃんがつくってくれた手打ちそばが好きでした。挽いたそば粉からつくる麺の太さはバラバラで、途中切れて短いものもまざっています。裏庭に放し飼いになっている鶏をつかまえてその場でさばき、だしや具に使います。卵になる途中の黄身も最高です。ねぎや野菜は近所からもらってきます。それを特別な日に親戚みんなで集まって食べた思い出があります。そんな忘れられない食べ物には人や、人の心や、生き物の生命が身近にありました。そしてそれらは互いの"尊重"でつながっていました。 そして消費額では米(コメ)を超えたパン。効率を極め、発展し尽くした現代の経済の恩恵の中で、いつでも、同じものを、安く、手軽に食べられるようになりましたが、パンを食べる時に小麦畑や小麦をつくる農家さんの顔を思い浮かべることは難しくなりました。農家さんの想いを消費者の方々に伝えることも同様に困難となりました。
私は農家さんと話をする度に、農産物に対するこだわりや想いに触れる度に、それらをもっとたくさんの人に伝えなくてはならないと強く感じます。そして全国には素材を本当に大切にするパン屋さんがいます。食べる人の安心や幸せを一番に考えてつくるパン屋さんがいます。そんなパン屋さんたちの想いをもっとたくさんの農家さんに伝えなくてはならないと強く感じます。なぜなら彼らの小麦でつくった彼らのパンを食べた時に、おばあちゃんがつくったそばを食べた時のことを思い出すことができたからです。
とかち小麦ヌーヴォーは"消費地"と"生産地"をもっと身近なものにしたいという想いから生まれました。そしてそのつながりは"モノ"ではなくて、とかち小麦ヌーヴォーに関わるすべての"人"と互いの"尊重"でつながります。この事業を通じてそれぞれが"使命"をもって深く、強くつながり、共生していくことができれば、日本の農業と食を末永く見守ることができ、"新しくて懐かしい"そんな食文化を創造できるのではないかと思っています。この事業が少しでもたくさんの農家さん、パン屋さん、消費者の方々の心に触れ、少しでもたくさんのつながりができることを願います。
~運営委員長 伊藤
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とかち小麦ヌーヴォーは多くの企業/団体に支えられています。
協賛企業 あすなろファーミング、いただきますカンパニー、ナチュラルココ、北海道拓殖バス
後援企業/団体 フードバレー十勝推進協議会(北海道帯広市)、北海道新聞帯広支社、十勝毎日新聞社
春まき小麦はるきらりの5月上旬の様子(十勝/芽室町 島部さん)
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