お客様の安定確保(品質、安定供給)を重視し保管管理しています。
丹精込めて選別された製品(一部、製品を除く)は、15℃以下の低温倉庫と5℃以下の冷蔵倉庫で保管されています。北海道は気温が低いというイメージがありますが、夏は30℃以上にもなる日があります。普通倉庫では、温度も上がり品質劣化が進んでしまいます。品質劣化による主な障害
保管(貯蔵)温度が高いほど、ペクチン組成の変化が大きく、水溶性ペクチンが減少し、リン酸可溶性ペクチン、塩酸可溶性ペクチンが増加することが原因の一つといわれております。
右の表は、温度の違いにおける21ヶ月貯蔵後に見た小豆の餡収率の結果です。5℃及び低温では、約60%の歩留りに対して常温は約45%です。
大豆類は、油分を多く含む豆類です。油分は温度が高いほど、酸化速度が速くなります。保管の目安
種類 | 常温 | 低温(15℃) | 冷蔵(5℃) |
小豆類 | 1年間 | 1年半 | 2年間 |
手亡類 | 半年間 | 1年間 | 2年間 |
金時類 | 半年間程度 | 1年程度 | 2年程度 |
大豆類 | 半年間程度 | 1年半 | 2年間 |
保管スペース
会 社 名 | 面積 | 主な仕様(温度設定) |
アグリシステム | 2300㎡ | 15℃以下低温(一部、5℃以下) |
食料備蓄株式会社 | 1800㎡ | 0℃以下の超低温が可能(冷凍庫仕様) |
協力会社 | - | 15℃定温(一部、5℃冷蔵) |